ども、ガミガミです。
今週も『黙示録の四騎士』感想です。
ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。
そりゃ
性格も
歪むわ。
間違いなく鈴木央作品史上
最低最悪のおねショタですね。
今まで散々キオンのスジが通らない言動に苦言を呈してきまして、まあ今週のエピソードでその道理が覆るわけではないんですが、少なくともこいつの性格そのものが歪んでることに関しては完全に情状酌量の余地ありですね。
こんな寿美菜子ボイスしか愛でる要素の無い醜悪極まりないボストロールに、情操教育を施す上で大事な期間ずっと拉致監禁されてたなんて、生き地獄としか形容しようがありません。
大罪~黙騎士における「全ては描かれてないけど長い間大変な目に遭ったと推測されるキャラ」ランキングがあったら、死体時代のヘルブラムと呪いを受けた3000年間のメリオダスには及ばないまでも、かなり上位に入るでしょう。
人間族に限って言えばトップクラスかもしれません。
さすがに気の毒すぎる。
初めてキオンのこと「幸せになってほしいな…」と思いました。
以下、箇条書き。
・扉絵
本編読む前と、読み終わった後では全く違う印象が…
精霊たち…拉致されてたキオンには唯一無二の友達だったんだろうな…
・キオン 3歳
なんだこの可愛い生き物は…
「今からこの子の瞳のハイライトを消すぞ♪」と思って描いてた鈴木央は多分かなり楽しかっただろうな…(言いがかり)
・ビビアン「ブフフ…本当ギルにそっくり(はぁと)」
後にキオンが傷がある左目の周りをここに居る時点で隠していることを考えると、ビビアンの機嫌が悪い時にはキオンにマーガレットの影を見て凌辱された可能性も…(涙)
・王国は一時騒然として大規模な捜索隊が出されたものの
王国中を巻き込む大事件となれば、メリオダスならまず間違いなくマーリンに助けを求めるはずだけど、手がかりすら掴めなかったとなるとさすがに「マーリンに会えなかった」か「マーリンに拒否された」かのどちらかだろうな。
・ドレファス×ビビアン
大罪の終盤で、コミックスのおまけページまで費やして盛大に立てたフラグを、続編の番外編における数行のセリフだけで木っ端微塵に吹き飛ばす鈴木央先生マジかっけーっス。
・ドレファスの腰
自分に手を出さなかった男に対して「二度と腰が使えない(隠喩)」ようにする…
みたいな意味だとしたら、相当歪んでるぞこの女。
・一生女にモテない呪い
副作用で男にモテるんですね。わかります。
・リュドシエル
今週のエピソードのお陰で、ビビアンを半殺しにしたリュドシエルの株が上がったら笑う。(そして人助けをしたのに下がってしまうドレファス株…)
・キオン脱出
大穴からの脱出って意味で「火の鳥 黎明編」を連想したのと同時に「ショーシャンクの空に」も頭を過った。
・キオン「頭が高いぞ 僕は…」
一見不遜な態度に見えるけど、この6年間「自分はリオネス王国聖騎士ギルサンダーとリオネス王国第一王女マーガレットの息子だ」という尊厳があったからこそ、かろうじてビビアンへの反抗心と精神の自立性を保てたんだろうな…と思うと、かなり切ない気持ちになってくる…
・トリスタンに救出されるキオン
まあ二度目の誘拐はさすがにキオンも心が折れかけただろうから、尚更トリスタンが救世主に思えたんだろうな。
>また別の話…
まさか『怨嗟のエジンバラ』で描かれたりしないよね?
・今のビビアン
処刑されてないなら、今現在アーサーが飼ってそうな気もする。
それではまた来週。