#黙示録の四騎士 143話感想

ども、ガミガミです。

今週も『黙示録の四騎士』感想です。

ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。

 

 

「女の子が首を絞められた時の苦悶の表情」

に定評のある鈴木央

("ディフェンスに定評のある池上"風)

 

 

まあもっと言えば女の子の「苦悶」「吐瀉」「吐血」あたりに定評があるんですが…

 

今週の最後のシーン…

 

苦悶に歪むティオレーの表情

絶妙に乱れる前髪

口元から滴る涎

マートルとの対比で柔らかさが伝わる左腕の肉付き

圧倒的膂力に抵抗なく歪められる腰

 

心底「このシーン描いてて楽しかっただろうなぁ」っていうのが伝わってきますね(笑顔)

 

 

以下、箇条書き。

 

・扉絵

いきなりすぎて回想感が無い扉絵だけど、まあこれマートルだよな…

ちゃんとこの頃から育ててたんだな…

あと、鈴木央赤ちゃんの肉付き描くの上手すぎ…

 

・鞭を振り回すマートル

雷電「こ、これは”汚れし舞踏(ダーティ・ロンド)”!?」

桃太郎「知っているのか雷電!?」

マートル=卑怯番長

 

・キルベガン

疎外された存在に、自分も疎外される側の存在だと明かした上で、仲間に引き入れようとする手口…

弱った心につけ込むプニシバルといい、本当にこの漫画は宗教の勧誘の常套手段を使うやつが多いな…

 

・蜥蜴男

>かつて古代の魔術師の戯れに生み出された哀れな種族

 

ベリアルインの魔術師達「へっっくしッ!!!!!」

 

・居場所

……まあ……一箇所に集めとけば後で”処理”するのが楽だからな……

 

・認識の相違

>王が憎むは世界に戦をもたらし人間を苦しめつづけた四種族に対してのみ

このセリフ、人間族に地獄を見せられたヘルブラムが聞いたらどう思うだろうか…

 

・アーサーが求めるいにしえの秘薬

何に使おうとしてるか分からないけど、これを目の前でチラつかせたらイロンシッドは一生言う事聞くだろうな。

 

・キルベガン「…力を貸してほしい」

ここの流れ、借金抱えてる人間への名義貸しの手口で笑う。

 

・キングのぱふぱふ

やっぱこうやってキングと対比して見ると、ディアンヌの身体って間違いなく大罪の頃よりデカくなってるよな。

理由はわからないけど、

ディアンヌが…でかく!!?」

「そう…でかく!!」

だけで良いと思うよ。

(元ネタがわからない人は『金剛番長96話を読もう!)

 

・我が子

これを以て”確定”とするなら、先週の予想が外れたと同時に色んなことへのスジが通らなくなってモヤモヤした気持ちが解消されなくなった…

パーシバルの件で未だにモヤモヤしてるので、ナッシーの件だけはここでスッキリかたをつけてほしい。

 

・ジクタスの眼光

ジクタスってもうただの「思慮深い次期妖精王候補」とかいう完璧超人なんじゃないかと思えてきた。現状、が上がりまくってる。

 

・ダメ親父

いにしえの秘薬が本当にマートルに効くかどうか…さらに厳密に言えばその効果をキングが認識してるかどうかが確定してないのでまだ断定はできないけど、このままだとキングが本当にただの思慮浅いダメ親父扱いされても仕方ないので、なんとか挽回のエピソードが欲しいところ。

前作(大罪)の主要キャラを、戦いの強さはともかく人間性で腐してくる展開は、正直あまり読んでて気持ちがいい展開ではないので…

 

・反骨心ナッシー

ナッシー自身はいにしえの秘薬は「マートルに渡すべき」だと認識はしてるけど、「どんな手を使ってもパーシバルが目を覚ます可能性があるなら…」という気持ちと葛藤して苦悩してほしい(ゲス思考)

 

・マートルを想うティオレー

本当にええ子や…

もし今人気投票したらかなり上位に来るかも。

 

 

それではまた来週。