#黙示録の四騎士 107話感想

ども、ガミガミです。

今週も『黙示録の四騎士』感想です。

ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。

 

 

 

"健やかなれ"が扱える。

 

"聖者の外套(セイント・コート)"

が使えるほどの力の持ち主。

 

アーサーにその存在を容認されている。

 

”混沌の騎士”らにも信頼されている。

 

 

武器が明らかに日本刀 NEW!!

 

 

 

オマエハ

イッタイ

ダレナンダー

(棒読み)

 

 

(再掲)

 

………なんというか、もはや誰なのか疑うステージを通り越してななしってこんなヘンテコな甲冑を身に着けるのか。本人の趣味なのか?」と思えてきました。

 

"女神族"だけならまだミスリードの可能性も考えますが、さすがに日本刀まで出されたらななし以外の可能性なんて「『金剛番長』の世界から異世界転生した居合番長が、なぜか女神族の力を得てキャメロットに迷い込んだ」くらいしか思い浮かばないですからね。

 

 

そして今週はガウェインのパーソナルな部分がいくつか明かされました。

その中で主に語られたのは「他者へ愛情を抱けない」という苦悩。

しかも思った以上の歪さを持ち合わせています。

 

愛情という概念を理解した上で抱けないのと、愛情そのものを理解できないとでは全く話が違いますが、ガウェイン本人が自分で愛情を抱けないと認識してるということは前者だと推測できます。

その上で、初登場以降イゾルデやアンに向けた好意は、同性にしか興味が湧かない自分自身に疑問を持ちながら、その感情がけっして愛情に起因するでもなければ、愛情に発展することも無いと理解した上で、頻繁に「愛」という単語を口にしていたという…

 

…いや~なかなかの歪みっぷりです。

けど、正直個人的にはガウェインのことを前より好きになりました

人間的に欠落している感情を自覚して、それを無視せず当然だとも考えず、あくまで人間らしく在りたいと渇望する……みたいなキャラ、結構好きなんですよね。

 

他者への愛情が抱けない自分に苦悩している以上、自分へ向けられた愛情も真に理解はできないでしょうし、それによってガウェインは自分のことも愛せないでしょう。

「己が何者なのか」

「生みの親が誰なのか」

この2つへの探究心は、他者へ向ける以前にまず自分自身を理解して愛するために必要だと、意識するかしないか関係無く本人が心の奥で自覚している現れじゃないかと思います。

 

この先のガウェインの展開が大変気になりますね。

 

 

…で、いつかガウェインが真の愛情を理解したら、”太陽”繋がりでそのシーンがアニメ化した際は是非、美空ひばりの『愛燦燦』をバックに流してほしいですね。歌詞もわりと通じるところがありますし。

www.youtube.com

 

 

 

以下、箇条書き。

 

・煉獄の獣

召喚して使役する以上は煉獄でその獣を「ゲットだぜ!」しないといけないと思うんですが、混沌連中は魔界の瘴気にビビるくせに煉獄の環境は大丈夫なのかな?

 

・墜落死

魔界の重力が10倍とかならわかるけど、普通の人間とは比較にならない力を持った混沌の騎士が、ただ空中から落下しただけ全身骨折だの墜落死だのって語られるのって、かなり違和感あるんだけどな…

 

・挽き肉と書いてミンチと呼ぶ

鈴木央大好きワード。

 

・”超減速(スーパースロウ)”

この技を見て「誘おう、私の世界へ!」というキャラボイスが脳内再生されたサイキッカーは挙手。

 

・リベットの尻をさするガウェイン

いろんな同人誌で活躍しそうだな、この魔力。

 

・お嬢

「お嬢」呼びする&される関係性、結構好き。

ガウェインの素性を熟知してるモートラックの言動からも、二人はそれなりに長い時間を近くで過ごしたんだというのが分かるのが良い。

 

・愛情

ガウェインが今抱えてる愛情に対する悩みだけなら、一番話が進みそうな仲間ってランスロットかもな。

 

・自分が何者かなんて知らない方がいい奴

ちょうどそのページの「答えてばっちょ!」の答えでも語られてますが、アンの魔力が母親が亡くなったトラウマ的な状況下で覚醒したと推測すると、現状パーシバル隊の中で出自が明らかでかつ自分の魔力と向き合ってちゃんと理解してそうなのって、ドニーしか居ないかもしれない。

 

・ローズバンクの喋り方

ツイッターでこいつの声が「cv.桑谷夏子で脳内再生される、とか言ってる人が居て爆笑しましたですぅ

 

・激おこナッシー

ナッシーは、巡り巡ってパーシバル自身に危険が及ぶのが何より怖いし、そいつを生かした事で仲間に犠牲が出た時にパーシバルを擁護できないのも怖いんだろうけど、パーシバルの無自覚な自己犠牲精神に救われたナッシーは、パーシバル本人にそれを伝えて自分の感情と仲間にとっての利益を天秤にかけて苦悩させることもなるべくしたくない、という複雑な感情なんだろうな。

 

・透明化

もしゴルギウスとティティスのエピソードが無かったら、間違いなくこの時点でこいつのことゴルギウスの子供だと思ってただろうな。

 

・ゼルドリス叔父さん

ゼルドリスが「盆正月と法事の時だけ顔を合わせる、ちょっと怖い叔父さん」ムーブかましてるのが笑える。

 

・兄者に似ていない

まあゼルドリスが言いたいのは「自分の出自とか立場とか色々気にして悩むところ」みたいな事だろうな。

 

・耳ほじりながらゼルドリスに話すランスロット

横でベルリオン(仮)がブチ切れてそう。

 

・巨獣ベヒモス

まさか先代魔神王の姿をまた拝めると思わなかった。

元々左腕が短く描かれてはいるけど、これ右腕食われてない?

そして何やらモン○ンかワ○ダの巨像的なイベントが発生しそうな予感。

 

・第108話/災のベヒモス につづく!

>108話

そうか………もう………

黙示録の四騎士』も……

ブリザードアクセル』全話と同じ話数連載してるのか……(遠い目)

 

 

それではまた来週。