ども、ガミガミです(・ω・)
初めてガルパン劇場版を観て辛抱堪らなくなって超久々にブログを更新して以来です。
つーか今回もちょっと辛抱堪らなくなったというか、
色々ぐっちゃぐちゃになった感情を吐き出したいがために更新します。
…というのも、本日(もう昨日)3/31に東京ドームで開催された
「ラブライブ!」のμ’sファイナルライブに行ってきたんですよ。
(※ このライブに「行きたくても行けなかった人」は、この先の文章は不快になるかもしれないんでご注意を。あとライブのネタバレ全開です。)
ライブが終わった直後の正直な感想としては、
「行くんじゃなかった」…というか「行くべきじゃなかった」という感想が一番大きいです。
ただしそれは、間違ってもライブ内容が不満だったからじゃなく、むしろ全く逆です。
あまりに凄くて、あまりにクオリティが高くて、とてつもないライブだったと思ったからこそ、
その場に自分が存在したことに自分自身が違和感を感じたからです。
自分は今までμ’sのライブに行ったことがなく、このライブに行きたいと思ったのも
『興味があった』『最後に1度くらい見てみたかった』程度の理由で、とりあえず申し込んでみたHP先行に落ちて諦めていたところ、
幸いにして地獄の一般販売をあっさりゲット出来たのが始まりなんですが、
ラブライブ自体もTVアニメと劇場版を観てスクフェスを少し触った程度の本当にヌルいファンです。
(ラブライブに興味持ったのもμ’sの1人である東條希と誕生日が一緒だったってだけでした。)
なので、チケットが取れてからも多少「行きたくても行けない人」への負い目みたいなのがあったんですが、
それ以上に興味や期待感が勝っていたので、今日も本当に楽しみに迎えていたんですが…
ライブが始まってからその感情は一変しました。
凄かった。
とにかく凄かった。
予習がてらYouTubeで漁った過去のライブBDの販促動画等で見てパフォーマンスが凄いな〜とは思ってたけど、
生で見るとここまで圧倒的な迫力なのかと2階席からでも痛感できるほど凄かった。
大画面のモニターに映るアニメのPVと同じダンスをPV以上に熱く歌って踊って飛び跳ねて…
そしてそんなとてつもないパフォーマンスに会場の観客も全力で応えるという光景。
その光景を目の当たりにしながら、ただ圧倒されるだけの俺。
例えて言うなら、ペットボトル1杯分しかない自分の「μ’sのライブに対する感動の器」に、
水族館の水槽丸ごとの感動を与えられたようなもので、全く受け止めきれない。
客観的に凄い!客観的に素晴らしい!とは思えても、俺自身はそれを『自分のもの』としてまるで享受しきれない。
ステージでは新田恵美さんなどがしきりに「みんなのお陰でここまで来れました!」とか「支えてくれたみんなありがとう!」などと心を込めて言っていたけど、
俺は彼女達に何一つしてあげたことが無いから、その言葉は心に届きはするけど素通りしてしまう。
曲のコールにしても多少は予習したつもりだったんですが、曲自体がそこまで自分に馴染んでないから、「楽しみながら打つ」レベルには程遠かった。
(唯一思い切り楽しめたのは、一番好きで一番聞きまくった『Cutie Panther』くらいでした。)
終始そんな感じなので、ライブが終わった後はもう申し訳なさやら虚しさやら自分の不甲斐なさがごちゃ混ぜになって、
人生で一番と言っていいくらい形容し難い複雑な感情に襲われました。
楽しかったかと問われれば楽しかったし、凄かったかと問われれば凄かった。
最後の曲の演出も趣向を凝らした見事なものだった。
けど、そんなライブのクオリティに見合うほどの「実感」が伴わない。
それが、何よりもμ'sの皆に申し訳なかった。
どれだけの練習と場数を踏んで、覚悟を乗り越えたらあそこまでのパフォーマンスを発揮出来るのか…。
その重みを「知る」ための器が自分にはまるで無かった。
それでも、これだけは言えるのは「行くべきではなかった」とは思ったけど、「行かないほうがよかった」とは思わない。
本当に貴重な体験だったし、「行ってよかった」とも思う。
ただ、ものすごく複雑な気持ちになった。
それをちょっと吐き出したかったんです(´・ω・`)
追記:
とりあえず普通に感じたライブの感想など。
・『Snow halation』で山火事になるところ、上から見渡せたから圧巻だった。
アイマスライブと比べるのも何だけど、10thの「ぬベリオン」の『真実の赤!』と同じくらい統率取れてた。
つーか山火事直前に周りで「パキパキパキパキッ」って聞こえてきたのがちょっと面白かったw
・メインステージには大小3枚ずつの大型モニターがあって、
PVを流したり映像にデコレーションを施したりしてそれが凄い効果的に演出の役割果たしてた。
地味にすっっごくありがたかったのは、いくつかの曲でコール部分が文字で表示された演出。
あれのお陰でまだ多少はコールを楽しめたのが救いだった。
・普通のダンスだけでやべーと思ってたのに、『Angelic Angel』の扇子の使い方がすっげー色っぽかった。
ただパタパタするだけじゃなくて、流れるように滑らかに扇子を扱ってて割と本気で驚いた。
・ライブの幕間に『μ's Chronicle』と題してμ'sの今までの活躍について
メンバーにインタビューしながら振り返るってコーナー(※多分トイレ休憩の時間も兼ねてる)があったけど、
あれは今までを知らない俺には非常にありがたかった。
あれがあった分だけは多少なりともμ'sの過去に触れた気になれたから。