#黙示録の四騎士 135話感想

ども、ガミガミです。

今週も『黙示録の四騎士』感想です。

ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。

 

 

ペルガルドパパ…

 

 

どうりでやたら面倒見の良いおっさんだなとは思ってたけど、普通に所帯持ちだったなら逆に納得がいくし、息子が生きてたら同い年くらいなパーシバルに目を掛けてたのも……

 

こうなると、混沌の騎士ってのはアーサー本人に深い関わりがあるか、魔神族や女神族等の異種族に恨みがあるのを除けば、〈四凶〉といえど何かしら”永遠の王国(キャメロット)”というシステムに弱みを握られているのかもしれませんね。

 

今回シブくてカッコいい表情を数多く見せたペルガルドの素性や思考が垣間見えたお陰で、色んな奴らのやらかしで散々を落としてきたキャメロット勢の中でも、こいつだけキャラクターとしての深みが増していくのが面白いですね。

 

敵側のこういうポジションのキャラの末路を思うと不安ではありますが、末永く活躍してほしいキャラです。

 

 

以下、箇条書き。

 

・扉絵

もし”今週初めて黙騎士読みます!”って人が居て、この扉絵だけ見たら「こ、これ一体どういう漫画なんだ!?」って困惑するでしょうね。

 

・1コマ目の城

初手からご飯4~5杯はいける良質な背景画を拝ませてくれる神漫画(悦)

 

・夕食を前にした妹ちゃん

可愛い京アニ山田尚子さん演出でよく見るやつ)

 

・ドニー「わ…罠だろ 絶対罠だ!!」

このコマ汎用性高そう。

 

ちゃぷ

お行儀悪いけど、指突っ込んだだけで液体の成分が分かるってすげー機能持ってるなゴウセル

 

・”息子”の”ディック”

丈夫かこれ???

英語版でどういうふうに翻訳されてるのか気になる。

 

・伝説の英雄

一応ペルガルドは〈七つの大罪〉を”英雄”って認識してるんだな。

 

・知る人ぞ知る魔力の持ち主

そりゃアンの魔力って有効活用したら、ある意味ゴウセルに恐ろしい魔力だからな。

 

・実態を伴った幻

なぜか「質量を持った残像」というワードが頭を過るなど…

 

・"永遠の王国(キャメロット)"のシステム

結局生きてる人間がちゃんと歳を取るなら、その人間が年老いて死んで願いの元が消えればブリタニアへ連れ出したのと同じことになるわけだから、この国が存在し続けるためにはシステム上”願いの元”を供給し続けないといけないわけか…難儀だな。

けどこのシステムだと、もしリオネスの民を迎え入れられたら一気にリオネス周辺の土地を削り取れてたかもしれないので、そういう意味でもアーサーは直接リオネスに乗り込んでちょっと民衆を誘惑してみたのかも?

 

・すべての元凶

混沌さん「…………( ´_ゝ`)(知らんぷり)」

 

・ペルガルド「正直俺にもここ十年の陛下の考えがわからん」

十年言動を疑問に思われてる部下を側近中の側近=〈四凶〉に指名するって、アーサーは豪胆なのか鈍感なのか…

 

神隠

このイレギュラーな方法だと、魔神族や女神族もキャメロットに入れるっていうバグがありそう。

 

・息子の死

受け入れているペルガルドと、受け入れられずに凶行に走ったイロンシッドの対比…

とはいえ、子を持つ親としてイロンシッドの気持ちを全く理解できないわけじゃなかったんだろうな、ペルガルドは。

 

・それでも…

現状キャメロット側がやってる事を考えたら、ブリタニア側の被害者からしたらペルガルドの行動は許し難いし卑怯だとしか思えないわな。それらもペルガルドは自覚してるだろうけど。

 

・アン「パーシバルは生きているわ」

生きてる、の状態がまだ不明だけど、バステ監獄のバンさんみたいにもっさもさになってる以上肉体が朽ちてたりはしてないと予測できる。

そうなると、第一部完の時のは一体何だったのか?…って話だけど、敵に対する単なるカムフラージュだったりして。

 

 

それではまた来週。