今更ながら『五等分の花嫁』に触れてみた感想です。
おっさんが原稿の息抜きに書いたチラ裏です。
ネタバレには一切配慮してないのでご注意を。
こういう事であまり年齢を言い訳にしたくはないんですが、おっさんと言っていい年齢になってからというもの、なかなか流行り物のアニメや漫画に食指を伸ばす意欲が衰えてきたのを実感してまして…
オタクの端くれとして、なんとなく漠然と「これじゃいかんな…」と感じていて、何かに積極的に触れてみようと思い立った結果、つい最近『五等分の花嫁』を嗜んだわけです。
なぜ『五等分の花嫁』かというと一応理由があって、自分の職場(書店)に入荷するこの作品のくじ(一番くじやきゃらっとくじ等)が、まあ毎度入荷する度に早期完売するわけです。
毎回使われてる絵柄が違うとはいえ、ぶっちゃけいつも代わり映えしないアクリルスタンドだのマルチクロスだのポスターだのといった景品のラインナップなのに、本当によく売れる。
店としてはありがたい事この上ない作品です。
ただそれが、原作が終わろうがTVアニメのやっていない時期だろうが、全く売れ行きが変わらないんです。
「この作品は本当に根強いファンが多いんだな。」
「それくらいファンを惹きつける魅力がある作品なんだろうな。」
ずっとそんな風に考えていたので、何か流行りの作品に触れてみようと思った時、真っ先に頭に浮かんだのがこの作品でした。
触れた媒体の順番は
TVアニメ1期~2期
↓
劇場版
↓
原作漫画
…です。
ひとまずそれらに触れた感想としては…
とても面白かった。
俺自身特にドハマりしたわけではないですが(強調)、登場するキャラクターもみんな個性的かつ魅力的で、その魅力を引き立たせるエピソードの数々がとても面白く、俺自身特にドハマりしたわけではないですが(強調)根強いファンが多いのも頷ける内容でした。
前述したように自分はまずアニメを完走して、その後「ほぼ『七つの大罪』のために買っていた電子書籍版週刊少年マガジン」のバックナンバーを片っ端からダウンロードして原作漫画を全話読んだんですが、アニメを嗜んだ上で読む原作もなかなか味わい深かったです。
そしてTVアニメや劇場版でカットされていた原作のエピソードを知って「いやいやいや、ここのエピソードはカットしちゃダメだろ!?」とくだを巻くおっさんが無事誕生しました。
(後から、世間一般でもアニメでの原作エピソードカットがわりと批判されてることを知りました。)
そんなこんなで、けっしてドハマりしたわけではない『五等分の花嫁』ですが(強調)…
まあたった1つだけ惜しむことがあるなら
「風太郎が四葉を選ぶことを知らずに、この作品に触れたかった」
ということですね。
まあ、こればっかりは後発の身なので仕方ない。
そのエピソードが原作で初めて明かされた当時、ツイッターで怒涛のごとく話題になってたの憶えてましたし、その他ネットの情報等でなんとなく知識を得てしまってましたからね。
風太郎が誰を選ぶか全く知らないままこの作品に触れていたら、また違った感じ方があったんじゃないかと思います。
個人的に原作初期~中期の春場ねぎ先生の絵がかなり好みだったので、今更ながらなんで週マガで読んでなかったのかと、ちょっとだけ昔の自分を恨む気持ちが湧いてきました。
というわけでおっさんの駄文でした。
ちなみに、みんな魅力のあるキャラクターだったので五つ子の中で特に「推し」というほど突出して気に入った子は居ないんですが、強いて好きな子を1人挙げるなら………
一花ですね。
アニメを先に見た影響かもしれませんが、正直白状するとあの大人びたトーンの花澤香菜ボイスが結構好きなんです。
作品に興味無かった頃は五つ子に対して「まあ豪華な声優使いまくってんなぁw」くらいに思ってましたが、通して触れてみると「このキャスティングした人天才かな?」と思うようになりましたね。
それでは。
………最後にちょっと一言。
ファンから散々言われてるみたいだけど、原作の菊ちゃんのエピソードはアニメでカットしちゃダメでしょ!?
あそこは風太郎の秘めた魅力と、三玖の恋心の確信と、一花の焦りや戸惑いが同時に交差した大事なエピソードで、5人じゃなく6人で居る楽しい時間が少しずつ崩れていくことを示唆した重要な(以下略)
あと、マルオと勇也が風呂で語らって、マルオが「祝い事でしか酒は飲まない」って言ったシーンをカットしたら、結婚式でマルオがワイン飲んでるシーンのエモさが伝わらないでしょ!?いい加減にし(以下略)