ども、ガミガミです。
今週も『黙示録の四騎士』感想です。
ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。
【今週「酷い死に方」をした<闇のタリスマン>ランキング】
第3位:エルギン
ランスロットの矢を急所に打ち込まれて即死。
頭、喉、心臓はともかく、下の2本は大変痛そう。
第2位:ドロナック
ランスロット式破傀拳(仮)で内蔵と骨をグチャグチャにされた挙げ句、既に息絶えてたとはいえフィディックに容赦なく身体を叩き斬られる。
第1位:バーギ
いや、多分こいつランスロットの矢じゃギリギリ死んでなかったでしょ?
エルギンよりも少なめとはいえ心臓に矢を受けてもがき苦しんでいたところに、まさかの暴走した仲間の魔力を受けて「完璧なる立方体」の壁に激突して死亡。
いくらなんでも酷すぎる。
はい、というわけで今週も黙示録の四騎士感想です。
え~冒頭ではサラッと流してしまいましたが……
まあ「作中に登場していた」という意味では、2話目から登場はしていたわけですが。(扉絵を含めるなら1話から)
色々伏線が張られていたので、シンの正体がランスロットだったということ自体に驚きは無かったんですが、人の姿をしたランスロットが登場するのは『七つの大罪』の番外編以来で、もちろん『黙示録の四騎士』では初めてなので…
やっぱりワクワクしてテンションが上がります。
しかもこの面構え。
確実に女を知っている貌(かお)ですね。
以前から、番外編であの大人の色気を備えたジェリコと失踪した後どうなったかを色々妄想してきましたが、近い将来出てくるであろうそのジェリコとの関係において、ついにこの作品で鈴木央という天性のおねショタ好き作家の本領が発揮される事を大いに期待しています。
以下、箇条書き
・扉絵
イラスト、サブタイトル、煽り…
ここまでミスリードだらけだと、逆に清々しいな。
・4対1
キツネ1匹を取り囲む図はあまりに情けないけど、戦略としては正しいのでその可能性を全く想定してなかったパーシバル達4人との対比が面白い。
・完璧なる立方体(パーフェクト・キューブ)
おお!!大罪後半では完璧でも何でもなくなった上に、グラクロではもはやスキルとしては紙みたいな装甲扱いされてる完璧なる立方体さんじゃないっすか!!ちっす!!ちっす!!
・吊し上げ
防壁を張ってキツネ1匹を取り囲んだ挙げ句、自分たちが劣勢に立たされた原因をそのキツネに押し付けて吊し上げ。
もはや騎士団としての格は、<山猫の髭>騎士団とすら比べるのもおこがましい程の低落っぷり。
・交換条件
ここで、<闇のタリスマン>をボコボコに出来る力を持っているにも関わらず、「情報を教える代わりに子供たちを見逃してくれと頼んだら」と持ちかけてる以上、やっぱり正体を見られた人間とは一緒に行動できない呪いみたいなものに掛かっているのかな?
・生き地獄
拒否したら生き地獄とか絶望とか脅しといて、拒否したシンを剣一振りであっさり殺そうとしてるんですが、一体こいつは何がしたかったのか?(無粋なツッコミ)
・エルギン
結局イロンシッドを超える残念な聖騎士にはなれなかったけど、男としてはそこに矢を射られて死ぬのは痛かっただろうな…と少し同情してしまう。
・「他人を殺す気があるってことは」
「撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ」…
今にも某妖精王の声で聞こえてきそうなセリフは、やはり世界共通の理。
・「衝撃(インパクト)」
この時点で<闇のタリスマン>は、騎士団からお笑い集団に昇格(?)したと言っていいかもしれない。
・ランスロットの腕の矢
これ、マッドマックス2か北斗の拳で見た気がする。
・ランスロット式破傀拳(仮)
2発目のパンチは番外編でもやってたけど、1発目の技はマジで破傀拳に通じているという描写があったら俺みたいな老害ファンが大変喜びます。
・真っ二つのドロナック
ドロナックを一刀両断したフィディックを見て、「桐雨流無鞘術裏六式 不倶戴天」という単語が浮かんだ人は仲良くしましょう(笑顔)
・「キャッ!!!」
あまりのグロさに顔を背けるアンが年相応な反応だな、と思った。
・アニメキャスト陣の皆さんと一同に会した座談会
た、たっつんは居たのかな?(ドキドキ)
髪型のバンさんみが増してるのがエモい。
・キツネ ⇔ 人間
ドラクエ2の二次創作漫画で「ムーンブルクの王女」が、犬だった頃の感覚が抜けなくて人間の姿で四つん這いになったり、足を上げて用を足そうとしたり…というネタをよく見かけたんですが、ランスロットもそういう描写が二次創作や、下手すると本編で見られたりしそうな予感。
・巻末コメント
黒峰(嫁)さん、超有能説
それではまた来週。