#黙示録の四騎士 125話感想

ども、ガミガミです。

今週も『黙示録の四騎士』感想です。

ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。

 

 

ななし

「俺はかつて仕えた神を見限った

 その代償として翼をもがれ地上に追いやられた…」

 

 

 

"かつて仕えた神"

 

 

 

もいだのこいつ(最高神だよな?

 

……ってことは、もしかして『光に呪われし者』でこいつがぶっ倒されたから、翼が戻ってまた空飛べるようになった(+女神族の力が沢山使えるようになった)…とか?

 

まあそもそも、もがれた個人の翼がストック制なのかは疑問ですが、『大罪』では負傷したキャメロット国民を癒やすことで手一杯だったのに、『黙騎士』では明らかに強力な女神族の力を行使できていたのが多少疑問ではあるので、この仮説はいつか作者に聞いてみたいではありますが…

ツイッターでやってる「#答えてばっちょ」は、基本的に本編の展開とは関係無いくだらないことしか聞きたくないんですよね(謎のポリシー)

 

 

さて、ランスロットに敗北して自身の想いと刀を託したななし…

ただ、これはキャメロット側から見れば弁明の余地の無い”裏切り行為”なわけで…

 

ランスロットと一戦交えた際の詳細を知っている上に、後述する奥義をアーサー相手に放ったことがあるという事実がある以上、ななしが今でもアーサーから特別扱いされているのは確定だと思いますが、敵に神器級の武器まで献上してしまったとなっては、身体中の穴から虫のお姉さんとは比較にならないくらい重い”造反”ですからね。

 

さすがにアーサーも王として君臨してる手前、何らかの処分は下すでしょう。

…正直ななしの死亡フラグが立ってしまったんじゃないかとすら思ってます。

 

 

キャメロットに戻り、自らの行いをアーサーへと報告するななし…

 

非情な面持ちで裏切り者と見做したななしを手にかけるアーサー…

 

息絶えたななしを冷たい表情で見下ろす…

 

アーサー「やはり人間以外の種族は滅ぼすしか無いな…」

 

そう吐き捨てたあと、不意にアーサーの目から溢れる

 

アーサー「なんだこれは…? なんだこの感情は…?」

 

言い知れぬ感情に狼狽えるアーサーは、おぼつかない足取りで玉座へ戻る…

 

 

…みたいな展開は正直大好きなので、この先の展開に期待したいですね(歪んだ笑顔)

 

 

以下、箇条書き。

 

・扉絵

背景のどこかにエレインが居ないか目を凝らした人、挙手

 

・とてつもない魔力

ファンブックにも書かれてなかったけど、実際ランスロットの闘級どれくらいなんだろう?

さすがに現時点で大罪含めて作中最強…は無いと思うけど、ななしの口ぶりだとその可能性もありそう?

 

ランスロット「両利きの方がかっちょいいからだ」

なんだこの可愛い生き物は???

 

・そのセリフを受けてのななしの表情

完全にただのドニーで笑う。

 

・奥義”刹那十字星”

「←ため→+強攻撃」で出そうな技だな、と思ってしまった。

 

・ななし「かつてアーサーに深手を追わせたこの技に」

この技をアーサーが食らったことがあるってことは、確実にアーサーは「ななしが女神族である」ということを理解してるわけで…

他種族を剣術指南役にする特別扱いと、人間族以外を排斥する自身の理念の狭間にある矛盾や葛藤のエピソードがあるなら知りたいですね。

 

・魔力の吸収

大河の本流が~…とか大袈裟な話じゃなく、普通に親父から受け継いだ”強奪(スナッチ)”の魔力の応用…とかであってほしい。

 

・ななしの回想

ななしのアーサー愛がとても重くて、この数ページだけで薄い本がゼ◯シィくらい厚くなりそう。

 

・弓を壊した詫び

先週は「ただの弓」が壊れただけだと思ってたのが、14巻のおまけページで「結構すごい弓」だったことが判明したので、たしかに詫びは必要だなと思った。

 

・白鹿

まさか刀にまで酒ネタぶっ込んでくるとは思わなかった。

 

・刀を振り回すランスロット

お前それ抜き身のまま持ち歩くのかよ。

更木剣八ですら一応包帯みたいなの巻いてたぞ。

 

 

それではまた来週。