#黙示録の四騎士 127話感想

ども、ガミガミです。

今週も『黙示録の四騎士』感想です。

ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。

 

 

 

来週のキオン

 

 

「あ!パ、パーシバル兄さん!お疲れ様ですっ!」

 

「い、いや~まさか兄さんが”生命の精霊”だったなんて!」

 

「荷物お持ちしましょうか?な、なんなら肩でもお揉みしますよっ!」

 

「や、やだなぁ!天下の”生命の精霊”様に僕ごときが生意気できるわけないじゃないっすか!」

 

 

来週、手のひらクルクルで新人芸人ムーブかましてくるキオンが見てみたい。

 

 

さて、今週はパーシバルの出自に関わるかなり重めの話が展開されたわけですが、ぶっちゃけイロンシッドのイカれ方」わりと普通でちょっと失望しましたね(暴言)

まあ、事故(自分でやってないとは言ってない)に遭った他人様の子供を息子の魂の器にしよう…ってのも大概なんですが、「愛する者を助けたいと思う狂った親心」としてはなんとも真っ当な思考、というか…

 

もっと、こう、心の底から気持ち悪いゲロ以下のにおいのする狂気の塊みたいな思考回路であってほしかったんですよね。

”自分の寿命”という相応の対価を払ってるのがさらに良くない。(偏ったイロンシッド観)

 

とはいえ、これで”優しくて真っすぐな子(イロンシッド談)”であるところのディオドラが”自分”が長生きするために”他人”の肉体を犠牲にしていいと思うクズでない限り、ディオドラにとってイロンシッドがしようとしてることは言語道断の愚行なわけで、この先自分の願望ディオドラの拒絶で板挟みになって苦悶したり、ディオドラが自ら命を断とうとして発狂するイロンシッドが見れるんじゃないかと思うとゾクゾクしますね(愉悦)

 

 

以下、箇条書き。

 

・扉絵

右頬にある後ろ髪の描写がご飯粒に見えた人、挙手。

 

モートラック

実際の強さはともかく、強さの描写だけならタリスカー以下だったんじゃないかコイツ?

 

・パーシバルが戻ってきた時のランスロット

この「当たり前だろ♪」みたいな顔、ちょっとマーリンっぽい。

 

・キオン「…うまく行きすぎだ!!」

これに”契約の獣”を倒したことを含めてないのは、「トリスタン様(とついでにガウェイン)なら当然」と思ってる感がある。

 

・パーシバル「…全部教えて 僕について知ってることを」

ここで横たわってハーハーいってるモートラックの表情がなんかエロい

 

・赤ん坊パーシバル

この時点で本当に死んでるとして、外傷は無さそうだけど死因は何なんだろう?

 

・生命の精霊

生命の精霊がどういう存在かまだ不明だけど、キャメロットで掻き集めた生命の精霊をパーシバルの肉体に宿したってことは、パーシバルはキャメロット出身”とも言える…のか?

 

・寿命

イロンシッドが寿命という対価を払って、ディオドラと一緒に過ごせる時間を削ってでもディオドラを”外の世界でも”生きながらえさせたいと思ってるのは、自分が死んだ後にディオドラの生殺与奪権をアーサーに握らせたくないのか、それとも”永遠の王国”が永遠ではないと思っているからなのか…

もしそうだとしたら、イロンシッドのアーサーに対する評価や忠誠心が伺い知れるかもしれない。

それらの可能性を含めた上でも、16歳になって冒険したさに家を飛び出して行った自分と重ねて、ディオドラが外の世界に飛び出してもいいようにという親心か…

 

モートラック「ましてバルギスの孫でもないんだよ!!!」

正直、パーシバルがショック受けてるのってこの部分だけな気がする。

自分がどういう存在かとか、自分の価値がどうこうとか、そんなことよりも”決闘者”の空間でも”背負っているもの”でひときわ大きかったじいじとの関係を知ったショックが圧倒的に勝ってるんじゃないかと思う。

モートラックが喚いてること、ほぼほぼパーシバル自身にとって全く関係無いからな。

 

モートラック「パーシバル…お前はこの世に生まれてくるべきじゃなかった」

あまりにも理不尽で身勝手な理屈だから、このシーンをアニメ化して夕方枠で放送したら軽く炎上するんじゃないかと今から心配になってくる。

 

 

それではまた来週。