#黙示録の四騎士 195話感想

ども、ガミガミです。

今週も『黙示録の四騎士』感想です。

ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。

 

今までの試合の観客

観客A「うおおお!ヤっちまえぇぇぇ!!」

観客B「行けぇぇえ!ぶっ殺せぇぇぇぇ!!」

観客C「もっと血を見せろォォォォォ!!」

 

 

今回の試合の観客

観客A「トリイゾてぇてぇ……(崇拝)」

観客B「トリイゾてぇてぇ……(感涙)」

観客C「トリイゾてぇてぇ……(昇天)」

 

 

いかに血湧き肉躍る闘いを見に来た観客とはいえ、ここまで尊い光景を目にしてしまったら心が”浄化(パージ)”されても仕方ないでしょう。

こんな圧倒的青春に当てられた日には、人によってはインデュラ化してもおかしくありません。

 

ちなみに鈴木央が、顔がデフォルメ調の時でなく、顔全体に描くわけではなく、キャラが酒で酔っ払ってる時でもない時に描く「鼻を越境しての頬の斜線(赤面描写)」は、実は滅多に拝めない”レア赤面”なので、自分はトリスタンがこの表情を見せた時点でイゾルデ(大)にチューするなと確信しました。(0.5秒後に正解しますが)

 

というわけでついに洗脳が解けて立つ瀬が無くなったイゾルデ(白)ですが、反応を見る限りいつかこういう事態になると覚悟をしてたように見えますし、本来ならトリスタンに殺意を抱かれるほど恨まれても仕方ないことも自覚してるし、そうなったらもう徹底的に嫌な女になりきって殺されてもいいくらいその未来に絶望してたようにも見えます。

が、そこは器の広いトリスタン…イゾルデ(白)の心情を汲んで彼女との約束を果たすことを選びます。

(心が)イケメンすぎる…

 

なにはともあれ、ちょっと脇道に逸れてた物語の大筋がようやくちゃんと

「やっぱりアーサーってクソだな。」

集約されてきて少し安心しました。

 

 

 

以下、箇条書き。

 

・扉絵

こうやって胸元からチラ見する谷間を含めた着衣おっぱいの描写はすごくエロく描けるのに、全裸の時のおっぱいになるとなんであんなにエロくなくなるんだろう?

 

・”癒やしの新星”

女神の力をしこたま注入されたイゾルデ(大)…

自身のパンドラキューブウィルスとホークの古代種の血が反応して、復活したら超強くなってたダリアさんみたいにならないかな?(「僕と君の間に」参照)

 

・ディオドラのもとへ向かうパーシバル

ディオドラに会いに行ったのは後から判明したことではあるけど、現状最優先事項がトリスタンの記憶を戻すことだったから、その憂いが無くなった途端ディオドラへの対応が自分の中で最優先になった…ってことなのかな?

 

・接吻(くちづけ)の反応

ガウェインが「おお…」と言いつつもほんわかしたエフェクトが飛んでるのが面白い。

 

・トリスタン「…私はあなたの助けになりたい」

そのセリフを聞いてきょとんとしてるイゾルデ(大)だけど、心做しか表情から正妻の余裕を感じる。

 

・「……タン… トリ…ス…」

吐鉤群の名前を「アカギ」と誤認した逸刀流みたいな流れか。

無限の住人読者にしか通じないネタ)

 

・またしても何も知らないディオドラさん(18)

事情を知り相手を許して改めて協力を申し出るトリスタンと、事情がどうあろうが自分の大事な仲間を傷つけ弄んだ奴を絶対に許さないマンと化したパーシバルの対比が面白い。

ただ今の闇落ちディオドラなら、自分を忘れたイロンシッドやアーサーを倒してキャメロットをぶっ潰そうとしてるパーシバルに対しては、憎むどころかむしろ同調してもおかしくないんだよな…

 

・巻末コメント

鈴木央「ランチパックはピーナッツが好き。」

いろんなランチパック食ったけど、やっぱピーナッツが至高っす。はい。

 

 

それではまた来週。