#黙示録の四騎士 166話感想

ども、ガミガミです。

今週も『黙示録の四騎士』感想です。

ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。

 

 

アン

「パーシバルは

 何も悪くないし

 悪いのは全部

 イロンシッド!!」

 

 

 

 

 

 

  
制作・著作
━━━━━
N H K

 

 

いや、本当にそれ

「イロンシッドが悪い」

これに尽きる。

そりゃ大元辿ればイロンシッドの奥さんが魔神王の毒に侵されるきっかけになった聖戦なんだけど、さらに辿ればそんな争い合う連中作り出した”混沌”が悪いわけで…そんなこと言い始めたらキリが無い。

ただ、少なくともパーシバルに降り掛かった運命や不幸に関しては、ほぼ全てイロンシッドが元凶ですからね。

 

パーシバルはいろんな事柄の”責任の所在”をきちんと認識して、自分に責の無いことは割り切って、自分が一緒に居たい存在に価値観の軸足を置いて物事を考えてほしいです。

以前の128話感想でも散々書きましたが、あれだけ長く一緒に過ごしたじいじや強い絆を紡いできた仲間たちの願望や信念を無視して、会って間もない人間の言葉に心が揺れて自罰的な思考に陥るのは見てて本当に不愉快なので…(正直128話の不快感は未だに尾を引いてます。)

 

そこのところ今回はアンがかなり強めに釘を刺してくれてるので、この言葉によってパーシバルが本当の意味で変わるきっかけになってほしいですね。

 

 

以下、箇条書き。

 

・扉絵

BGMに演歌が流れてそうな雰囲気。

 

・べろーん

地味にちゃんとマントまで舐めて綺麗にしてるの面白い。

 

・ガレス「お前に会うのは今が初めてだぞ~~~」

もしかして双子設定とか??まだ属性盛る気か??

 

・食い方

皿をテーブルに置いて食うガレスと、ちゃんと皿を持って食うパーシバル。

親の躾を受けてるか(=親が存在するか)どうか、の差を表してるのかも。

 

・出たくても出れない

たしかにそんな境遇の人間が「ちょっと来てみました!」みたいなことを軽いノリで言われたら怒るわな。

 

・死の臭い

キャメロットの人間たちにとって」という意味だったりして。

 

・アン「……何かあったの?」

瞳のハイライトが消えてることで何かを察する時点で、病んデレヒロインの闇に気づかず地雷を踏むようなギャルゲの主人公よりは有能。

 

・ディオドラ

パーシバルに関することの元凶はイロンシッドでも、今回のディオドラの件に限ればアーサーの鬼畜外道っぷりが半端ないので、それをパーシバルが知ったらさすがにディオドラに同情して義憤が燃え上がるだろうな。

 

・たまには触らせてあげる

………分かりました先生!

このシーンの補完「同人誌でやってくれ!」ってことですね!?(歪んだ解釈)

 

・トーナメント表

 

 

割と妥当な線だと思ってるので、其の上で読者の安易な予想を裏切ってくる鈴木央がどれだけ変化球を投げてくるか楽しみです。

個人的にはハウザーvsバリンが一番気になります。

 

 

それではまた来週。