ども、ガミガミです。
今週も『黙示録の四騎士』感想です。
ネタバレ全開&鈴木央の過去作品ネタ満載なのでご注意ください。
「助けてくれ パーシバル」
最後のこのセリフを見てハッとしたんですが、メリオダスが他の誰かに対して明確に”助けてほしい”という言葉を口にしたのは、大罪含めて初めてじゃないですかね?
大罪の話が始まって長らくメリオダスに汗をかかせなかったのは、十戒の復活という重要な場面でのとっておきの演出として使うためだったように、そういう意味で大罪においてこのセリフを使わせなかったのは、ここでの言葉に重みを持たせるためだったのかもしれません。
にしてもリオネス王国の「普通」っぷりを見ると、本当にキャメロットの異常性が際立ちますね。
そもそもあっちには、まだ国民というものの存在が明示されていないわけで…
本当にこの『黙示録の四騎士』という作品の話は、どういう方向に転んでいくのか予想できなさすぎて、とても楽しみです。
あと、作中にメリオダスが居るのにメリオダスが主人公ではない…という違和感は、なんというか、応援してるプロ野球チームに長年在籍したレジェンド選手が現役引退して監督になったのを見てるような感覚だな、と思いました。
以下、箇条書き。
・扉絵
長年大罪と黙騎士の連載を追ってきてなお”メリオダスとパーシバル”という字面を見て、0.1%程とはいえ髭のおっさんと幼女の組み合わせを思い浮かべてしまうライパク勢は、そろそろ絶滅した方がいいですね。
・年齢
メリオダスはそもそも魔界+ブリタニアで過ごした年齢に加えて、煉獄で過ごした途方も無い年月も加わってるからな。
・「本当に君が王様なの?」
ここで一転してメリオダスの言葉を真実だと見抜いたの、今まで色んな場面で見せてきたパーシバルの慧眼が発揮されたからかな?
・どうして
どんなに多くの疑問があったとしても、結局一番知りたいのは「じいじの死」なんだろうな。
・ヘンドリクセン施薬院
いきなり再登場してきた。
ヘンディは薬を作るのに「腐蝕(アシッド)」の魔力の応用とかもしてるのかな?
・ナシエンス
ナッシーがヘンディ施薬院とマーリンの魔術研究館を知ったら、このままリオネスに住むとか言い出しかねない可能性。
・ジール
好青年になってる!!!!!!!!!!!!
そうか~お義兄さんの実家に弟子入りしたのか~(ハウギラ派の妄想)
けど、ジールが命の危険が付きまとう聖騎士から転職したの、ギーラは心底安心してそう。
・繁華街
街を歩いてる市民が、仮にも国王陛下の姿に全然驚いてなさすぎて、お前どんだけしょっちゅう街に遊びに行ってんだよ?と思った。
・〈黒猫のあくび〉亭
看板の猫の顔…
あくびをしてるイメージなんだろうけど、顔のど真ん中に穴があって真っ黒だと、どうしてもキン肉マンのブラックホールが浮かんでくる。
・フィッシュパイ
闇のメリオダス「よし、このフィッシュパイをヘンドリクセンにも差し入れしてやろう(笑顔)」
・うまくやれてる巨人族と妖精族
これだけでリオネス王国はキングとディアンヌの国とも良い関係を築いたままなんだな、と推測できる。
・魔神族と暮らしたがる物好き
お、おう…。
・魔神族語
黙騎士のファンブックが出る時は文字の一覧を掲載してくれませんかね?(チラッ
・グリアモール王
ドレファス = 息子と息子の嫁に気を遣って同居を拒む独居老人
・人も国も大地も
人と国はともかく、大地も…はさすがにスケールが金剛番長じみてきた。
それではまた来週。