#黙示録の四騎士 1話感想

ども、ガミガミです。

長らく放置してたこのブログを、今週から『黙示録の四騎士』の感想を書くために復活させます。ネタバレは全開ですのであしからず。

そして「過去の鈴木央作品」のネタを多く持ち出しますので、そこもご留意ください。

 

さて、ついに始まりました全宇宙待望、全生命体必読鈴木央新連載

黙示録の四騎士です。

かれこれ連載開始の1ヶ月ほど前から、新連載を想うたびに胸が高鳴り鈴木央作品を読める悦びを思い浮かべるだけで身体が火照るという、○活ロマンポルノに出てくる単身赴任の旦那の帰りを待ちわびるの団地妻のような精神状態からついに解き放たれる時が来ました。

 

まずは表紙。

ちなみに、鈴木央作品の「新連載」が週マガの表紙一面を飾るのは初めてです。

「え?七つの大罪は違ったの?」

と思った方は、どうぞ『週刊少年マガジン 2012年 45号』等でググってみて下さい。

いえ、別に根に持ってるわけじゃないですよ?

全然根に持ってないですからね?

 

…しかし、なんというか、こう、すでに鈴木央世界の至宝と言って過言ではない(当者比)超人気漫画家になったという認識はしていても、こうやって雑誌の表紙を飾ったり、巻頭カラーでドーーンと扱われるというのは気分が良いですね。

こればっかりは過去の「雌伏の時」を共に過ごした読者の宿命みたいなものかもしれません。本当に、可能なら『ブリザードアクセル』で鈴木央が不遇の扱いを受けていた時の自分に今の状況を教えてやりたいですね。多分吐瀉物を撒き散らして嗚咽しながら喜ぶと思います。

 

さて、本編ですが主人公のパーシバル。

いや~兜無しだと個性的な髪型ですね。どこの番長かと思いました。

ちなみに、鈴木央の連載作品に「男のパーシバル」が登場するのは2回目です。

「え?『ライジングインパクト』に出てくるのは、おでこのヘアピンがチャームポイントで、ちょっぴり毒舌なところがマゾヒストの被虐心を刺激し、勝ち気で自信家な面と弱気なメンタルが共存する繊細な心を持ち合わせた、フワフワツルペタキュートなロリっ娘では?」

と思った方は、「ライジングインパクト」のWikipediaでも読んでみてください。

一部では「パーシバル性転換事件」として語られていました。

 

そろそろ本当に閑話休題

本編はさすが大罪の「正統続編」を謳うだけあって、早速大罪のネタがモリモリ出てきますね。

天空魚という劇場版のネタまで盛り込んでいるのが心憎い。

そして、読み終わった感想として、まず真っ先に思ったのが

鈴木央の作品を読み続けてきて良かった。」

という感想でした。

理由は、この『黙示録の四騎士』1話の時点で鈴木央の過去作品の要素が多く取り入れられていたからです。

勿論七つの大罪は言うまでもありません。

列挙していくと、

少年が祖父の元を離れて未知の世界に憧れて飛び込んでいくというのはライジングインパクト

(多少推測ですが)孫を守るため父親から引き離した祖父というのはUltra Red

愛する者と共に過ごし、愛する者が眠る閉ざされた世界を飛び出して、外の世界に旅立つというのは僕と君の間に

「父親との確執」という面は鈴木央作品のお約束すぎて枚挙するまでもありません。

本当に感慨深いです。正直、読んでてちょっと泣きそうになりました。

 

大罪という作品もそれまでの鈴木央の集大成でしたが、黙騎士は進化した鈴木央のさらなる集大成になるのではないか、と期待しています。

これからまた毎週鈴木央作品が読める日常になるのかと思うと、それだけで軽く達しそうになります。

とにかく来週が楽しみです。

鈴木央と同じ時空間に存在させてくれた神様に感謝。

もし自分に財力があれば、今週のマガジンを自腹で購入しまくって、近所の各家庭に訪問して配って回りたいくらいですね。「も○みの塔」よりは受け取ってもらえそうな気がします。

 

最後に、色んなネタの箇条書き感想。

 

・扉絵と本編の色

扉絵がある!!!!!!!

本編がピンク色じゃない!!!!!!!!!

 

・「ふわーっ」

主人公の名前がパーシバルだと判明してから気づいたパーシバルのセリフ…もしかしたら意図していないかもしれませんが、ライパクのパーシバルのイメージ擬音(?)が「フワフワ」だったので、もしそれに掛けているのだとしたら…ああ…尊い(愉悦)

 

・改めて扉絵

じいじの浮遊っぷりと兜をかぶったパーシバル…

ということはもしかして、じいじって霊体にでもなってパーシバルと一緒に行動する、ってことですかね?ヘルブラムポジション?

 

 ・グレーン

いきなりパーシバルを剥いて男キャラということを読者に認識させるのは、ライパク読者への配慮かもしれませんね(無い)

 

・パーシバル16歳

鈴木央作品は見た目と年齢が噛み合わないキャラばかりなのでそこまで奇特でもなさそうですが、金剛番長(金剛晄)と1歳しか違わないと思うとなかなか凄まじいギャップですね。

 

・「うん…だってわし飛べんし」

人差し指つんつん。萌えキャラかよ。

 

・心を閉ざした魔術士の住むねじれた塔

マーリン……と見せかけて、ドレファスに失恋したビビアン、とかいうくっそしょーもないオチだったら笑う。

 

・2人が寝るベッド

じいじの体格に全く合ってないけど、これって別の誰かの所有物だったとかいう裏設定無いかな?

 

・幻海の舟

舟の文様が女神族の聖櫃(アーク)っぽい。

 

・「裏切ったのはお主らの側じゃ」

鈴木央作品恒例だけど、キャラが本気になった時にこの目になる演出、好き。

 

・あとは劇場版ネームや○○○○○○○版ネームをやってました。

金剛番長アニメ」版ネーム!!??

(※ 無い)

 

・十字の衝撃波

イロンシッドの十字の衝撃波が重なった場所を見て「スターピースメモリーズ」を連想したアイマスPは挙手。

 

・〈黙示録の四騎士

一番左の一番デカく描かれてる奴、顔のシルエットだけ見たらブリザードアクセルに出てくる吹雪の親父にしか見えない。

 

・パーシバルの傷

初回からいきなりショタっ子の肉体を容赦なく切り刻んでくる鈴木央最高(歪んだ信心)

 

・イロンシッド

鈴木央作品の「主人公の親父」のクズ率の高さは異常。

 

 

それではまた来週。